「上質シール」とは|種類や特徴を紹介

「上質シール」とは。シールの基本を解説
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上質シール・上質タック

上質シールの特徴


・最も一般的で、表面にコーティング加工を施していない化学パルプを主原料として作られた紙
・表面の光沢感やツヤがない。コピー用紙にもよく使われる材質です。
・比較的コストが抑えられ、文字を書いたり、印鑑やスタンプに適性があります。
・水濡れに弱く、写真やベタの印刷ではムラが出やすく、暗い印象になる

箔加工をすると
上質は表面がコートされていないため、箔加工では紙のザラザラ感が出る。箔加工に雰囲気が出て好まれる場合がある。

上質シールの種類


・紙の厚みは下記表を参照(※数字の大きい方が厚い。)
・「色上質紙」:紙全体に色が入った紙
・「再生上質紙」:環境保護から、古紙パルプを使った材質 など

基材粘着セパレーター(台紙)
上質<55>普通糊・冷食用・水溶強粘・強粘再剥離・弱粘再剥離・トイシ用・訂正用・三層タックキセパ
ブルーセパ(グラシンセパ)
白セパ(一部)
上質<70>普通糊・冷食用・水溶強粘・強粘再剥離・弱粘再剥離・トイシ用・訂正用
キセパ
ブルーセパ(グラシンセパ)
白セパ(一部)
上質<90>トイシ用キセパ
ブルーセパ(グラシンセパ)
色上質
<アサギ・ピンク・クリーム・キイロ・オレンジ・ブルー・ウグイス・アイボリー・白茶・黒>
普通糊キセパ
ブルーセパ(グラシンセパ)
※セパレータ(台紙)は基材、粘着の種類によって決まっています。

色上質紙とは

色上質紙

印刷で色をつけるのではなく、上質の材質に元から色がついています。上質紙なので筆記性もあるため色分けが必要な管理ラベルなどにも多く使用される。

【上質シールの使用例】

こんな商品に多く使用されています。
・商品の表示シール
・ロゴシール 、留めシール

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