【シール印刷加工】箔加工(ホットスタンプ)|種類や特徴を紹介

シール印刷のエンボス加工を説明
目次

箔押し加工とは

シール印刷における箔押し加工とシールの印刷面に凸の金属版に熱と圧力で金や銀などのフィルムを転写する「ホットスタンプ」と、用紙に特殊な糊加工を施し、箔のフィルムを貼り付ける「コールドフォイル(コールド箔)」がある。

シール印刷では一般的にホットスタンプ方式が多く用いられる。ホットスタンプは印刷方式によっては印刷と同時に加工することができるため比較的取り入れやすい加工。

ラミネート加工をする目的

・表面保護
・表面の質感を変える
・特殊な機能の追加

箔加工に使用するフィルム(ホットスタンプ)

金や銀が一般的に多く用いられますが、赤、青、緑、黒、レインボーやキラキラのホログラムなど箔の種類は多くあります。

スタンダードな箔とホログラム

●金・銀・消し金・消し銀の箔
ツヤあり、消し、赤金などデザインに合わせて選択

カラー箔

基本カラーの箔 単色でインパクトがある

ホログラム箔

レインボーや柄など特殊なもが多い。

偽造防止・セキュリティとしての箔加工

オリジナル箔を作成
オリジナルのパターンや文字などを入れ、箔フィルムから作成することが可能。箔フィルムをそのまま偽造することは非常にハードルが高く容易に作成することができません。そのためオリジナルの箔はコピー商品などの偽造防止としても採用される。
箔フィルム自体の製造が必要なためコストと納期がかかる。商品価格や販売先などと合わせて検討が必要。

箔加工の注意点

圧力をかけて印刷するため、加工した部分は多少凹凸が出ることがある。
細かい模様や細い線などは表現できない場合があり、デザインの時点で注意が必要になる。

よく使用される製品

・ロゴシール
ワンポイントとして高級感、存在感があるため箔加工のみで作成する場合も多い。
・パッケージシール
酒、菓子、ギフト商品など品名やデザインのポイントとして使用。
・ノベルティ、雑貨
キャラクターシールやファンシーシールなどデザインに合わせてホログラムなども人気。

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